2008-02-03
思いを定める
思いを定める。
「非常に良い言葉です。」PHP研究所の雑誌に載っていたものです。
思いを定める。
自分が積極的に選んだにせよ、やむを得ずにせよ、人生は無限にある選択肢の中から、ある一つの道を選ぶ、絶え間ない選択の連続である。
だから不本意な境遇や望んでいなかった状況に置かれると、人はとかく、自分のいるべき場所はここではない。
本当はもっと違うところにいるはずだったと思い、過去の選択を悔やむ。
しかし、現実に自分がいるのは今、ここなのである。
ここ以外にはないのである。
あきらめろというのではない。
今の自分を、今このときを大切にしようというのである。
今の境遇をありのままに認め受け入れて、いかに充実したものにしていくか、それが、この先の人生を決める。
そう思い定めて、とにかく懸命に今を生きてみよう。泣き言や弱音を吐かず、自分に与えられたこの道を坦々と歩み続けよう。
その中で面白みや生きがいを見出し、日々を楽しむことのできる人には、後悔という言葉は無縁に違いない。
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